VLOOMでは、WindowsのCALLTOプロトコルを利用して、クリック発信を行うことができます。
※CALLTO発信機能は、CTI連携オプションを有効にする必要があります。
※ソフトフォンのみ利用可能です。

CALLTO発信とは? CALLTOプロトコルを利用したコマンドを実行することで、ソフトフォンからワンクリックで発信する機能です。

CALLTO発信方法 

Windows 10での設定手順

 

①ソフトフォンをインストール後、Windowsの設定「プロトコルごとに既定のアプリを選ぶ」を開き、「CALLTO」項目に紐づくアプリとして、VLOOMを選択します

②ソフトフォンを起動し、CTI連携オプションが有効なテナントのユーザーアカウントでログインします

③CALLTOコマンドを実行します

Windows 11での設定手順

①ソフトフォンをインストール後、Windowsの設定「アプリ」から「既定のアプリ」を開きます

②「既定のアプリ」から検索欄に「CALLTO」と入力し、VLOOMを選択します。

③ソフトフォンを起動し、CTI連携オプションが有効なテナントのユーザーアカウントでログインします

④CALLTOコマンドを実行します

SalesforceでのCALLTO発信ご利用例

CALLTOコマンド

以下の形式でCALLTOコマンドを実行できます。
callto:{発信者通知番号選択フラグ}&{電話番号}&{発信者通知番号}

パラメーター名 内容
発信者通知番号選択フラグ 発信者通知番号選択画面を表示させるフラグです
0:無効
1:有効
電話番号 架電先の電話番号です
発信者通知番号 発信時に利用する発信者通知番号です。 ※省略した場合は、ソフトフォンで選択中の発信者通知番号から発信します
コマンド例 説明
callto:0&03******** 発信者通知番号選択画面を表示せず、ソフトフォンですでに選択されている発信者通知番号を利用して発信します
callto:0&03********&050******* 発信者通知番号選択画面を表示せず、コマンドで指定した発信者通知番号を利用して発信します
callto:1&03******** 発信者通知番号選択画面を表示し、画面内で選択した発信者通知番号を利用して発信します

発信者通知番号選択画面

CALLTO発信実行時、発信者通知番号選択フラグが有効な場合は発信者通知番号選択画面が表示されます。
発信者通知番号選択画面内で利用する発信者通知番号を選択し、発信を押下するとソフトフォンから発信します。
※キャンセルおよび✕ボタンを押下すると、選択画面が閉じCALLTO発信処理が中断されます。

①CALLTOコマンドの内容をもとに、ソフトフォンから発信開始します

※以下掲載しているSalesforceの設定内容につきましては、今後Salesforce側で画面表示や仕様が変更される場合がございます。
各設定の詳細についてご不明な点がある場合は、Salesforce社へお問合せいただきますようお願いいたします。

②Salesforceの設定画面から「オブジェクトおよび項目」の「オブジェクトマネージャ」をクリックします。

③CALL設定を行いたい対象のタブ(取引先、取引先責任者等)をクリックします。

※本手順では取引先責任者を選択します。

④「項目とリレーション」を開き、「新規」ボタンをクリックします。

⑤「カスタム項目の新規作成」ページが開くので、データ型について「数式」を選択し、「次へ」をクリックします。

⑥「項目の表示ラベル」及び「項目名」へ任意の内容を入力し、数式の戻り値のデータ型について「テキスト」を選択した状態で、「次へ」をクリックします。

⑦「数式の入力」画面にて数式(HYPERLINK)を入力し、「次へ」をクリックします。

記入例

※取引先責任者内の「電話」項目の電話番号を利用する場合
・発信者通知番号指定なし

HYPERLINK(“callto:0&”&Phone,Phone,”_self”)

・発信者通知番号指定あり

HYPERLINK(“callto:0&”&Phone&”&050********”,Phone,”_self”)

⑧項目レベルセキュリティ設定を任意の内容で設定し、「次へ」をクリックします。

/p>

⑨ページレイアウト追加について任意の内容で設定し、「保存」をクリックします。

⑩該当のタブを開き、追加した項目に電話番号が表示され、リンクになっていることを確認します。

⑪電話番号のリンクをクリックすると、CALLTOコマンドが実行され、VLOOMソフトフォンから発信開始します。

 

その他サービスでのCALLTO発信ご利用例

動作確認済みサービス

※現在動作を確認出来ているサービスは以下となります。
 他サービスも下記パラメータであればソフトフォンから発信が行えます。
動作確認済 使用パラメータ
kintone callto://080xxxxxxxx(080以外でも可)
楽テル
デコール

①CALLTOコマンドの内容をもとに、ソフトフォンから発信開始します。

②お使いのサービスの電話番号の欄に発信先を登録します。

③電話番号のリンクをクリックすると、CALLTOコマンドが実行され、VLOOMソフトフォンから発信開始します。

※callto://080xxxxxxxxの指示を受け電話発信します。

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